富山の鱒寿司とかあるといいなぁ、などという命を受けて家から出発したものの、あんまり乗り気がしない。
湯涌温泉で某祭りだというのに。
旅というのは目的があった方が、動きが決まるものです。
鱒寿司の購入だけでは小矢部サービスエリアで終わってしまいます。
「そうだ、お酒の好きな弟達のためにお酒を買ってこよう。穴水で能登ワインを、井波で三笑楽を。あわよくば、松川の鱒寿司とかさ。・・・花咲くいろはラッピング電車とか見れるといいな。」
そんなわけで、先ずは穴水へ。
有料道路をおりて目に飛び込んできた「能登ワイン○○km」の看板を便りに走って行く。
途中、ボラ待ちやぐらとか見つつ進むと、丘の上のワイナリーの前で何やらイベントが。
穴水まいもんまつり「牛ワインまつり」と書いてある。
良いにおい。
牛串にイベリコ豚のあぶり焼きに牛ステーキ丼に、なんか頑張っておっちゃんが焼いてる牛のカタマリ?
ちょうど昼時に着いたので食べ歩き。
牛ステーキ丼は特に気に入ったなぁ。
ハヤシソースっていうんですかね、赤ワインの香りがして、このイベントに最もふさわしい食べ物だったように思いました。
ワイナリーでワインを3本買って一路井波へ。
>
ワイナリーから少し走ったところで、思わせぶりな構造物を発見。
のと鉄道の遺産のようです。
【第2鹿波架道橋】という銘版。
1957年製で、施工は・・・あの川田工業だ。ぱねーな川田工業。
>緒花、海岸を疾走す。
のと鉄道のホームページ行くとトップ絵で素敵な写真が流れるのですが、やはりこの「海岸沿いを走るNT200の勇姿」というのを一度は写真に収めてみたいものですよね?
七尾付近で有料道路に戻ることに決め、穴水から七尾までの間で海岸を疾走する風景が撮れそうな場所を探す。
何度か乗ったことがあるので、だいたいは見当がつく。
穴水手前ぐらいが一番海に近くなる。
この辺かなぁという海岸の集落に入って行こうとすると踏切の音。
様子見だけにして車から見ていると、向こうからピンクの車体!
カメラ!カメラ!ドアを開けて早く降りろぉ!!
古風な田舎の道路沿いを穴水方面へ疾走して行く花咲くいろは版NT200。
不思議な風景ですね。
穴水へ向かったということは、いろは版は一旦穴水の基地で休憩になるのだろうか。
ま、いずれにしても間もなく和倉行き上り電車がやってくるだろう。
この付近はちょうど湾のようになっていて対岸から海を挟んで電車を眺めることが出来る場所だったので、少し突き出た桟橋で奴を待つ。
踏切の音。
カタン・・・コトン・・・カタン・・・コトン・・・来たー!ピンクいろぉ!!
なんか、ナニコレ珍百景的な。
緒花ちゃんの疾走感が素敵です。
そんな訳で浮かれ気分で井波で三笑楽と立山雨晴を買い求め、既に井波の鱒寿司屋さんは終わっていたので、小矢部サービスエリアで購入して帰省。
最初に食卓用にセレクトしたのは三笑楽。
笑顔で楽しく過ごせるといいですね、というのと、この漢字が食卓にあるだけで場が和みやすいと思ったりした訳です。
結果的に4人で三笑楽1本と雨晴の半分まで。
はー、すごい。
合掌。
2012年10月7日日曜日
穴水でぎゅうぅ〜。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿