2011年10月17日月曜日

白川郷のどぶろく祭り。

今年も飽きもせず白川郷。
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『どぶろく祭り』の何が良いのですか?と自問自答しますと、やっぱり祭囃子が素敵だと思います。

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今回はその中でも、『大太鼓』の演奏ってすげーと思っていたのですよ。
獅子舞の前にね、子供さんと赤鬼さんが大太鼓を叩いておったのです。
子供が叩くと、力いっぱい叩いていそうに見えて『ポンポコポン』という感じにしか鳴らない。
赤鬼さんが力いっぱい叩いて、『ドンドコドン』と。
「嗚呼、太鼓って力がいるんだな」って思ったのですがね。
雄獅子になって、あの人が力いっぱい叩くとですね、違うの!
ズシーン!と体に来るのですよ。
『ダンダカッダンッ!』とでも書きましょうか。
お祭りだ!お祭りだ!と気分が高揚する感じが、自分でもわかる。

良い叩き方って、『どんどんどんと来い!金持って来い!』でしたっけ?
なるほど花の御礼が続くわけですね。

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巡幸の時も、袴を着た村の方々が、
『・・・太鼓の音がいいなぁ。』
『もうプロですからね!プロ!』
という話をしていて、嗚呼やっぱりみんなこの人の太鼓に一目置いてるんだなぁと確信したのであります。

しかしまぁ、気付いた時にはもう遅いといいましょうか。
荻町のお祭り2日目の夜の獅子舞奉納にて、そんなあの人が「今年この雄獅子の奉納を最後に23年間?の大太鼓演奏を引退する」とのお知らせ。
境内に集まった人から、賞賛の拍手。
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歴史って感じですね・・・すごい。
そして、来年も楽しみですね。



さて、なんか良い写真撮れてますかね。
老眼なので、裸眼ではカメラの液晶なんかあんまりわかんないんですよね。
色彩が綺麗かどうかぐらいのものです。
ほっとんどぶれてるね。
雨で光量も少ないし、夜なんてもうね。
明るい写真にしようと、シャッター時間を少し長くし過ぎたのが敗因。

恒例の軒下に立てかけた五色旗。
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あいにくの雨だけど、笠って通常はあんまり被ってなかったような。
こういう笠姿も良いね。
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神事でお気に入りの縁側から追い出され、寂しく雨にぬれる・・・猛犬?
なぜ俺がこんな目に。
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何気にズームで鬼を撮ったら、その瞬間こっちを向いていたりする。
怖い怖い。
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おや?おじいちゃんが干しているのは越中むぎや節の手ぬぐいですね。
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逃げろッ!お持ち帰りされっぞ?
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「アホばっかりやな。」
「こんなふうにならんようにしような。」
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わっはっはっはっはっは!
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七福神がさぁ、歌ってくれるんだよ!
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どぶろくまで注いでくれるんだよ!
おめでたすぎるにも程があるッ!
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素敵な民謡も見れるね。
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おじいちゃんの声がまた良い!
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ウワバミっていうかヤマタノオロチ退治っていうか・・・すげーな。
5000リットルは2日間でほぼ消費するのだろうか・・・まさかね?
さぁ、じゃんじゃかどぶろく飲んで!気分が良くなったら賽銭箱へ!
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今年はおつまみに城端の洋菓子イワキさんのシュークリームを。
あぅあぅ・・・酸っぱいどぶろくに合う。
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姫獅子はねぇ、うちの犬(黒芝)とおんなじ仕草が愛らしい。
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マムシに興奮した時の、前足を開いて頭を地面に付ける仕草とか。
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足舐めてたり、尻を舐めてリラックスする様子とか。
可愛らしいと思わせる舞の技術が凄いじゃないか。
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雄獅子はカッコイイし、人間臭いのが良い。
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がんばれぇ!負けるなぁ!みたいな。
ああ、こういうのもっと見たいなぁ。良いなぁ。
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いやぁ、楽しかった。
なんか、毎年行ってるから今年はどうしようかなぁみたいに思うけど、行ったら行ったで、また少し違った見方など発見しまして、いつの間にやら病みつきに?

>蕎麦
やまこしのカウンターで蕎麦食ってたら、「蕎麦の取材をしているんだ」というお爺さんがおかみさんを訪ねてきましてね。
聞き耳を。
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蕎麦比率8.5。
標高500mで自家栽培の蕎麦。
平成元年開店で十年ほどして今の場所に移転。
「標高500mですかぁ。蕎麦は標高500~800mが良いですもんねぇ。」
「ええ、やっぱり甘みが出ますね。」
・・・なるほど、それで利賀村とかネパールなのか。

合掌。

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