トゥルルルルル♪
『おはようございます、そろそろ港行のタクシーのお時間ですよ。』
?・・・?・・・!!
はわわわわ、はわわわわ。
『やっぱり”御手洗”に入るなら船ですよ!行ってらっしゃい!!』
御世話焼きな宿の御主人に感謝。
>竹原港→大崎下島(御手洗)
土生商船さんの高速艇で御手洗に向かう。
通常は『大長』までですが、朝夕一本ずつ『御手洗』まで寄港してくれる。
たまゆらでいう所の『ロボット島』から煙突の煙が真っ直ぐあがる姿が、なんともかっこいい。なんか軍艦にも見えるなぁ。
日本三景って言いますけど、哲翁としては、この航路の風景ってのはトップクラスな気がしますけどねぇ。
厳島より島が多くて地形に面白味があり、松島とは違う内海の穏やかさと言いますか。
>潮待ち風待ち御手洗の街
木造の北前船が大きくなると、本土から離れてこの”大崎下島”の南側の沖を通る本船航路が主流となり、”航路の近くで停泊したい”とか”台風の時でも風よけ波よけになる囲まれた入江”として”御手洗”が注目され、船乗りでにぎわったそうだ。
”何しろ船にお金をたくさん持ってるから、景気が良かった”と船大工の宮本さんが言ってた。
芝居一座などの人々も竹原を通り越して御手洗で興行するほど。
お船に出向いて煮炊きをしつつ×××のお世話をして稼ぐ娘さんもたくさんいたそうで、そんな娘さんたちを北前船まで運んだのが、”おちょろ舟”っていう船なんだって。
”三国と言えば、北陸のあの辺が北前船の本場やからなぁ”
まぁ、船主の邸宅とか至る所にありますなぁ。
・・・御手洗の娘さんたちと遊んでたのは北陸の男共という事でしょうか?
これは驚愕の事実ですね。
あー、もっと時間割きてぇ!
・・・もう少し涼しい時期で検討しよう。
惜しみつつ、路線バスに乗車。
>御手洗~下浦刈
本土の仁方から下浦刈島・上浦刈島・豊島・大崎下島・岡村島までが橋で連結されたのは、つい最近のようです。
この橋を渡って、本土から御手洗まで走ってくれるバスは、2路線あります。
まぁ、『たまゆら』内でも2系統登場しています。
ひとつは瀬戸内交産バス。
中国労災病院~JR広駅~JR仁方駅~御手洗・沖友天満宮まで走ってくれる路線バスで、沢渡姉弟が三ノ瀬で降りて蘭島閣美術館に行くのに使っています。
もう一つがさんようバス。
広島バスセンター~JR広島駅~JR呉駅~JR広駅~御手洗・沖友天満宮を走ってくれる高速バスで、楓ちゃんらが塙姉と十文字山展望台に行くのに使用してます。
おいおい、これがバスの車窓だっていうのかい?
前回は雨で灰色の風景だったんですがね。
今日は青いわぁ。
なんでもこの下浦刈島は江戸時代に朝鮮通信使を接待した島だそうで。
蘭島閣美術館
ちょうど『海をえがく』展というのをやっていたのですが、尾道出身という”小林和作”さんていう方の絵が面白かったなぁ。
っていうか、やっぱ海の絵は良いなぁと。
白雪楼
京都から福山・竹原を経てこの島に移築された楼閣。
御抹茶を戴きました・・・座敷を通る風が心地いい。
さて、本土へ戻るか。
あれぇ、なんでこのバス・・・さっき渡った橋を戻ってるんかなぁ。
・・・間違えたぁ♪
次の向桟橋なる所で下車し、なんか・・・勢いで歩いて戻る。
ひーこらひーこら。
なんか、勢いで見戸代まで歩いちゃった。
ラストの安芸灘大橋も歩いて渡れそうだったのですが、”歩いてるうちに干からびて死にそう”だったので、バスにした。
>久方ぶりの尾道。
艮神社と御袖天満宮に参拝。
っていうか菅原公はいろんなところで名前が残ってるねぇ。
御袖も菅原さんの袖だし、御手洗は菅原さんが手を洗ったから。
そして肝心の絵馬の奉納。
っていうか今日はお祭りの準備で町内の方々が境内で打上げ中。
参ったな・・・っていうか、他のかみちゅ!絵馬が見当たらない。
探したいけど人多いし。
参ったなぁ。
まぁ、とりあえず御朱印と絵馬を戴いて、自分の絵馬をかけて帰ってきました。ちょっと写真を撮れなかったのが心残り。
お祭りかぁ・・・いいなぁ。
・・・今週も3連休らしいじゃないですか。
3連休らしいんですよこれが。
ええ、3連休。
ゆりえちゃん祭り・・・。
合掌。
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