娘娘で皇后とな。
中華人民共和国から帰ってきました。
6月にも行かなければならないと思うと、なかなか欝です。
☆発展途上国の中国
蘇州市にて、通勤途中の1コマ。
ひとつ解ったことは、発展途上国というのは、”農業くらいしか産業が無い国家”ではなく、”お金や環境破壊に躊躇すること無く、疲弊するまでビルや道路をポンポン作る国家”のことらしいということです。
広い高速道路の隣では、リニアモーターカーが疾走し、先進各国から技術を漁った高速鉄道が走り、光化学スモッグで霞む空に超高層ビルがそびえます。地震が無い中国では、耐震設計など必要無いので、ビルも高架の下駄も細くスレンダーです。強度的制限が緩いのでデザインも自由自在。基本はレンガ。姉歯さんは中国で仕事してれば何の問題も無かったのにね。
そしてホテルのNHKBSのニュースは、”失業者の就職支援として、今農業が見直されています・・・”
やっぱ先進国は違うね。
☆ホテル
桃園渡暇村というホテル。
中央にフロント・食堂などを持つ迎賓楼があり、周りに小さな客室棟が建つ。
部屋の中は、ガラス張りのシャワー室とか、なんか・・・いわゆる北陸の高速のインター近くのアレみたいな感じなのかと・・・。
多分、日本人がそんなのばっかりだから気を使ってくれているんだよ。
アレに必要なアレとかもちゃんと引き出しに入ってるし?
でもまぁ、アレって一人子政策下の中国では非常に大事なものなんだろな。
一泊560元だそうで。
お部屋に備え付けパソコンがあるのですが、ウイルスを検知しているらしい赤や黄色のアラートがポンポンでます。危険です。
マシンスペックはPentiunM 1.6GHz メモリ256MB WinXPでした。
知人は中国語なポップアップをクリックしていたら、デスクトップのアイコンがすべてパンダに変わったそうで。
☆永平寺町の姉妹都市
蘇州市・・・参考書『地球の歩き方』では、水の都とか寺院がたくさんあるという情報を仕入れていたのですが、もうひとつの顔は、ハイテク産業の街。
もうパンツはつくらねー!と宣言し、ハイテク産業のみ積極的に誘致しています。液晶のSONYやサムスンなど、聞き覚えのあるメーカーの看板が多く見受けられました。
桃園から見る「シャングリ・ラ」ホテル。スモッグで霞むと、まさに摩天楼。
姉妹ねぇ・・・。
☆食事
ある日本の方曰く、”蘇州は中国の中では、日本人にとってもっとも居やすい街”だそうです。日本人(向け)街があって、飲食などは日本語が通じるところが比較的多く、なにより食べ物が食える、おいしい”のだそうです。
しかし四川料理は、あんまり哲翁の好みではありませんでした。
調味の基本は、唐辛子・山椒・パクチー・ラー油・ごま油です。
出てくる料理全てココ壱の5辛以上の辛さ・・・。
中国人でも四川料理は週末にしか喰わんらしい。
次の日に生理になるから。トイレで青ざめた。
でも日本で有名な中華料理(麻婆豆腐や餃子)は、本場のほうが美味い。
(写真は、火鍋)
それから、肉は骨ごと叩き切るお国柄らしく、確認せず肉にがっつくと、細かい骨を勢いよく噛んでしまい、あがががぁぁぁってなります。
それに獣臭いです・・・たまに出て来る胡椒を使った料理で、胡椒の有能さを再認識しました。
今日はここまで。
合掌。
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