2010年2月14日日曜日

鉾持さまのだるま祭り。

2010年2月11日。

『ひぐらしのなく頃に』の実写版にて、”古手神社”として撮影された”伊那・高遠町の鉾時神社”で行われている『だるま市』に初参拝。

”2月11日”という日はなかなか週末などの休日と連結することが無く、あと”長野は雪道で危険だよなぁ?”っという理由で、今まで参拝を保留してきたのですが、いざ当日に”伊那市のライブカメラ”を見てると、道路に雪なんて見当たらないんですよねぇ。
どうやらこの日の直前は冬の寒さが和らぐ傾向にあるらしい。

そんな訳でがんばってみました。

精神的な理由により?、出発したのは朝9時前。

11:30頃に恵那峡に到着。
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道路に雪は全く無いのですが、雨と霧で運転コンディションは宜しくない。
普通なら大型トラックの後ろをのほほんと走ると楽なのですが、飛沫で見えないみたいな感じで、まぁ、ごゆるりと。

伊那ICで降りて、高遠へ向かうと川沿いの駐車場へ通されました。
こんなに谷のそこへ降りたのは初めてだ。

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街の中を通る。
なかなか風情があって。
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生憎の雨ですねぇ。
お祭り会場はどこですかねぇ?

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・・・!!
これはいきなり??

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ユパ様にオウムも招いて、お花見です。
パンに葡萄酒に果物っていうお花見もちょっと斬新で、やってみたいなぁ。

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なんかこういう”人形”というか”だるま”というか、そういう作品のコンテストが開かれているらしく・・・。
まぁ他には、蜂蜜が好きな某熊とかね。

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これって”やらないお”っていうんでしたっけ?
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哲翁には何だかよく分からない高遠高校美術部の作品・・・こえぇ。
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お腹に基盤がついています。
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CPUはIntel i960(NG80960JA25 ⇒ i960 JA 25MHz)。
インテルが1990年代に製造していたRISCプロセッサだそうで。
部品から判断して、プリンタ1台ぶっ壊したようだ。

後は子供らが作ったらしいだるまさん。
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なんか、稀に他人様のブログの脇で”うにょんうにょん”て頭を振ってクリックを誘うへんなパーツの奴を思い出した。

さて、鉾持様へ。
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『あれ、今日は人が少ないねぇ』
『雨が降ってしまったねぇ』
そんな声が聞こえてきた。
哲翁的には、思ったより人が多い印象だったのですが、高遠すごいらしい。

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お社までの303段と言われる階段の前に到着。
階段の手前にブルーのテントが張られ、その下に鉾持さまのお札と賽銭箱が・・・階段きついもんねぇ。

階段でお社に向かうのは、2度目かな?
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『はぁ、長いなぁ』
『おーい、おじいちゃん下で待ってるで~。』

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みんな建物が着飾ってますなぁ。
普段とは違って賑やかです。
『はぁ、着いたぁ。』
『まだ。あそこまで。』
『うわぁ。まだあるぅ~!』
みんな文句たらたら登るw

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あらぁ、中はこんなに立派だったのね。
脇でお札を販売していたので、鉾持さまのお札を購入。

”さて、御朱印でもしてもらおうかな”

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社務所の前で朱印帳を探して鞄をまさぐる。
火の番をしていたおじいちゃんが、トコトコとこちらへ歩いてくる。
『朱印ですか?』
『ええ。』
『どうぞあちらの社務所へ。ゴンゴンゴンッ!おーい開けてくれぇ。』
社務所の中には、腕を枕にして横になってる涅槃像が3体・・・いや、おじいちゃんが3人。
『御朱印書いてやってくれぇ。』
『あらー、書ける人が今帰ってしまったなぁ。予め書いてある奴でもいいですか?』
『ああ、日付が入ってればOKですよ』
『はい、わかりました。』
社務所の翁、紙袋に御朱印の紙を入れんと欲す。
が、なかなか薄い紙袋を開けることができない御様子・・・。
しかしさすが年の功で機転を利かせ、紙袋と朱印紙をそのまま差し出し、
『では、朱印を確認してくださいますかね。』
・・・うまい!

まぁ、いつものことながら、北陸の福井から来たのですか?それは遠いですねぇ。お疲れ様ですっていう感じで。
雪のほうは、昨日溶けたらしく、それまで真っ白だったそうだ。
雨のおかげって事か?


そんなこんなで寒くなったので、神社近くのさくらの湯に入って帰ることにした。咲の湯も良いかと思ったけど、遠いしなぁ。

風呂場ですわっていると、前にいたおじいちゃん開口。
『・・・ヨッテル。』
『え?』
『酔ってる。』
『・・・私がですかぁ?』
『いや、おいちゃんが酔ってる。』
『ああ、今日はお祭りですもんねぇ。』
『そう、そこの神社のねぇ、だるま祭りで。』
『さっきいってきましたよ。』
『やっぱりねぇ、年に一度は”馬鹿”にならないとね。』
『・・・ほんとに年に一度で良いんですかぁ?』
『うーん月に一度、おいちゃんは・・・週に一度だな。』
『毎週ですか?』
『そう、毎週。・・・馬鹿にならんとねぇ、脳が活性化しないんだよ。』
『・・・すごく分かる気がします。』

嗚呼、キテヨカッタなぁ。



家に帰ると、親がひと言。

『あんたぁ、お見合いの後は女の子を家まで送ってかなアカンのやざぁ。』

ぐぬぬぅああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!

余韻も吹っ飛んだ。



>2月12日。
福井県立美術館の福井高校のアートデザインコースの卒業作品を見に行ってきました。
女子高生というものは”何も怖いものが無い”らしいのですが、まぁその通りらしく、作品はエネルギッシュでした。
ちょっと元気になった。
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来てよかった。
なんか女学生らと先生が会場で話しておったんですが、”お前らの作品はエネルギッシュだけど、意味が分からん。頭が痛い。”って感じのことを言っていたような気がします。
確かに。

1階では、小中高の書道作品の展示がされていて、こっちも見てみました。
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やっぱり、福井県民の書は癖が在りすぎる気がするw
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学道則愛人か。
やっぱ本命じゃないわな。

哲翁の好きな”天真爛漫”が有って、ちょっとうれしい。

合掌。

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