そんな訳で、小説の中の登場人物「千反田える」嬢と、現実世界を繋ぐ接点の1つ、飛騨高山の生き雛祭りにやってきました。
”接点”という書き方をすると、この舞台探訪行為を聖地巡礼と言う様になったのも解る気がします・・・。
☆2009年4月3日AM02:00 『楽しい巡礼の為に』
巡礼の際に、”お気に入りのキャラクターのフィギュアなどを持ち歩いて、記念に背景と共に撮影する”という行為がある。
なかなか楽しいのだが、人前でフィギュアを出すのがちょっと恥ずかしい・・・そんな自分の為に、以前ある事を実施しようとしたが、D904iではあまり実用的な解像度ではなかった。
そんなことをふと思い出して、F-01Aの仕様を確認すると、864x480画素まで対応できるらしい・・・これなら実用の範囲内だ。
何の話かと申しますと、いわゆる、携帯カメラのフレームピクチャー機能を使って、キャラクターの画像と背景をファインダー上で合成しようという試み。
コレクト700のサトコの手が出会い橋から落ちる恐怖から逃れられる代わりに、失う楽しさもあるのですが、背に腹は替えられん。
そんな画像を作りながら、うとうとと寝てしまい、家を出発したのが07:00。
予定では加賀温泉駅から05:59発の普通列車に乗る予定だったが、以下の通り予定変更した。
家⇒北陸自動車道⇒東海北陸自動車道⇒高山
高山⇒東海北陸自動車道⇒白川郷⇒北陸自動車道⇒鯖江駅⇒京都駅
・・・思わぬ誤算で白川郷追加。
☆2009年4月3日AM10:00 着いたけど?
白川郷の秋祭りの練り歩きが8時30分に始まるのは、ちょっと早すぎだよね。生き雛様も朝早いのかなと思って(何処にも当日日程が無い)早朝から走ってきたのに、生き雛さま行列は13時からだそうで。
まぁ、駐車場ガラ空きで停まれたので善しとしよう。
神社では、屋台や街の婦人方のお店などが準備中。
そんな中をカメラ持って歩き回る不審者1名みたいな感じですね。
やっぱ桜はまだつぼみか・・・。
前回来た時は入れなかった本殿前の賽銭箱まで開放されていたので、末社を観察。
確かにいろんな神社の名前が掲げられています。任那社って何カナ?
左端から列挙してみよう。
益田郡馬瀬郷・下原郷・竹原郷・下呂郷・中呂郷・萩原郷・上呂郷・小阪郷・阿多野郷鎮護社、益田郡下原郷鎮護社、吉城郡高原郷・小鷹利郷・小島郷鎮護社、麻績社、天満社、族結社、厳島社、子安社、白山社、愛宕社、栗原社、阿多由太社、高田社、荒城社、大津社、任那社、槻本社、蛭兒社、藤森社、諏訪社、春日社、八幡社,津島社、月夜見社、熊野社、多賀社、祓戸社、天穂日社、事勝国勝社、八洲守護社、五行五徳社、賀茂社、貴船社、廣瀬社、龍田社、稲荷社、鹿嶋社、香取社、走淵社、大年社、遊播石社、四天王社、道後社、度瀬社、本母国津社、気多若宮社、賀茂若宮社、剱諸社、金工・木工祖神社、水戸社、綿津見社、山祇社、天神地祇社、染殿社、酒解社、大野郡灘郷・久々野郷・大八賀郷・河内郷・三枝郷・小八賀郷・白川郷・川上郷・小島郷鎮護社、吉城郡廣瀬郷・古川郷・吉城郷鎮護社。
ふふふ、下呂・中呂・上呂ってあるんですね。
ひし餅・・・というか右端の苺が美味そうで。
☆2009年4月3日PM12:00 『もうすぐ』
車で一休みしてたら、人が増えてました。稚児行列もやるみたい。
たくさん人が集まっているところに行ってみると、行列の準備中の御様子。
なるほど、みんな女性の方々で編成されているわけか。
旗が出て、太鼓が出て・・・露払いの鬼が登場・・・嗚呼、飛騨に来ている感じ。お雛様も準備OKでいざ。
と言いますか人が多くて、というかカメラマンが多くて白川郷状態。
観光客が映りこみすぎて、使える写真がなかなか無い。
現地の人の話に聞き耳を立てても、「今年は、なんて人が多いんだ」と目をぱちくり。
さて、行列を見てみると・・・あれれ?、朱傘が立つのはお内裏様の方なんだ・・・へぇ~まぁ、そうだよな・・・主だし・・・それでいいのか?
女の子のイベントなんだから、お雛様に笠でもいいんでないかい?
しばらく歩いていると沿道から子供の泣き叫ぶ声が。
先頭を歩く青鬼が、これまた怖い形相でして、見学していた黄色い帽子が先生にしがみ付いてゴブリンパニック!
ゆっくりと神社付近を1時間程度歩いて神社に戻ってきて仰天。
人が・・・こんなにいたっけか?
そして一行は末社の並ぶ神殿の廊下に入り、神殿内へと消えていった。
境内では獅子舞の奉納が始まった。
・・・この違和感は何だろう?
隣のおばさん連中の会話にハッとする。
「ここの獅子舞は、手を使うみたいね。」
そう!それだ!
そして、今日の主役達が登場。
と思ったら、何がどうしたのかわからないが表彰式が始まった。
(記念品みたいな、全員に当たる感じの賞状かな?)と思ったが、当たったのは三人だけだった。いつの間に審査されてたんだ?
表彰後、ひし餅撒きが始まった。
神主さん、すごく楽しそうだ♪
最初は戸惑っていた女性陣も次第にテンションがあがる。
わかります、哲翁も犬に御菓子あげるの好きですから。
そんな感じで、2009年の飛騨一ノ宮生き雛祭りは、平穏無事に終了したのでありました。
☆2009年4月3日PM16:00 『中国出張無事終了のお礼』
白川八幡神社に着くと、ホームベースのような大きな絵馬が。
楽しいなぁ、この絵馬堂の前に立つのが至福のとき。
一応これらのフレーム画像は、”正午付近の太陽を背面にして撮影した場合”の光源を想定しているのですが、足元(光源の違いが極端に現れる接地部分)をカットしているので、 ”背景とフィギュアに別の光源が当たっている”と自分に暗示をかければ、夕方でも何とか間に合う。
今度ちゃんと作りますけどね・・・各時間帯と方角・天候別に。
白川郷も、もうすぐ桜の季節。
桜の状況を確認して、次の目的地、鯖江駅へ。
続く。
追記
城端観光協会さんから、桜祭りのチラシが届いていたのですが、4月11・12日あたり・・・満開になりますかねぇ?
福井が満開だったら、城端行こうかな。
合掌。
0 件のコメント:
コメントを投稿