2008年6月10日火曜日

鳩の栖

二階のベランダの軒下にあんにゃろどもが巣を作りまして。

別に気にしても無かったんですが、”ポーポーポーポーうるさいし、糞だらけになるのも嫌だから、撤去せよ!」と財務省から仰せつかったので、針金ハンガーを伸ばして引っ掛け棒を作り、住人の居ぬ間に巣の小枝を掻き落す。

小枝と一緒に、白いものが転がって一緒に庭に落ち、爆ぜた。

ちょっと罪悪感。

しかし、それから二度三度とあんにゃろどもは巣をつくりなおし、掻き落すたびに白い物が爆ぜるので、そのたくましさにちょっとビビッテます。

そろそろ立ち退いて下さいな。

 

<福井の旅>

2008.06.08.sun

近所の草刈が朝8時に終わり、暇だったので出掛ける事にした。

【福井市美術館 ガンダーラ美術とバーミヤン展】

旅の前菜に選んでみました。

仏像たちが欧州風というか、いつも見慣れたアジア風仏像とは違ったお顔立ちです。

あと、初期の仏像がダビデ像のように男くさいなぁと。

いや、まぁ、釈迦男なんだけどもね。

いや、まぁ、仏になると性別微妙らしいけど。

 

しかし、好きな作品があったかと聞かれると・・・。

私の感受性が乏しいのも有るやも知れませんが、人数を捌くために流れ作業のように見させる会場設計にも問題があるかと思います。ゆっくり見れないよ。

やっぱり作品の前に椅子を並べて、小一時間奴等と睨めっこさせて欲しい。

1000円も出してるのに。

 

13:30

【百合の里公園・ユリーム】

ゆりゆりゆり、ゆーりゆりりりー?

ってわけで、百合を見物。

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6月中は、なんかイベントやってるっぽいです。

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・・・白百合はありませんか?

ちょっとしたカステラやタイヤキ・焼きそば等の露店に混じって、移動ラーメンバス「玉ちゃんラーメン」を発見。

このバスって何台あるのかな。サンセットビーチとか、夜の芦原温泉でよく見かけるけど、個体を識別した事ないもんなぁ。

食べたかったけど、他で食事済ませた後だったのでまた今度。

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ドーム内では、農産物の販売などが行われていたのだが、ユリーム・オリジナルTシャツの「黄金蝶」versionは、しかるべきイベントに着ていけそうです。今度買おうかな・・・。

 

15:00

【三国町・旧岸名邸】

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三国の街の中というのは、なかなか風情があるのですが、それらの歴史を知る術は、高台に立つ三国龍翔館という資料館に行くぐらいしかなかったように思います。

しかし近年、そういった史跡をまとめて資料を作ったり、ボランティアの街中ガイド団体を結成したりと、街の中が活性化してきました。

「旧岸名邸」は、三国駅近くにある赴きある町家で、内部の構造が見学できます。旧岸名邸が三国の街中観光の中心となっており、隣には観光案内所・ガイド詰め所、三国バーガーが名物の食堂、菓子屋などが並んでおります。

やっと三国の待ち歩きガイドブックを手に入れました。

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真言宗式の三国仏壇らしい。

正観音様ですか。

三国の滝谷寺の檀家でしょうか?

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中庭。

家事の際に延焼を防ぐため・避難場所として設けられているのだとか。

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また、この家には水琴窟があり、きれいな音色を聞く事が出来ます。

三国にはいたるところに非公開の水琴窟が有るらしいです。

 

【旧森田銀行】

三国にもこんな洋風建築があったんだなぁ。

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床や漆喰の天井など、とても立派ではないですか。

細かい資料が欲しいところ。

 

今日は、旧岸名邸界隈でイベントが催されており、趣味の工芸品やお菓子などの露店が出ておりました。

こちらは、三国昭和倉庫館(私の村の近くに出来た昔懐かしいものを集めた資料館)が出向して、ブースを出しておりました。

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まだ行った事ないんだよねぇ、あの資料館。

今度行ってみましょうかねぇ。

 

<<三輪で思い出した>>

◆京都祇園祭の屋台:

四輪で重量があり、路面に竹などを敷いて摩擦を軽減してまわるらしい。

(飛騨古川のガイドさん談)

◆越中城端の曳山:

四輪だが、人力で強制旋回が出来る。

路面の傷・車輪の傷なんか気にしないぜ!

◆飛騨古川のからくり屋台:

四輪だが、ねじ機構によって接地したり浮かしたり出来る小車輪を供えており、小車輪を押し出す事で、三輪となって楽に旋回できる。

小車輪は進行方向に対して直角に配置されているので、通常は浮かす。

高価な屋台や路面が傷つく事を気にしているようだ。

◆越前三国の山車:

大きな車輪2輪と方向が舵のように変えられる小舵輪1輪の三輪で構成される。舵輪は港町ならではなのかな?

 

そんな感じ。

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