今日は、お仕事してきました。
”中国人の工事作業員が居る現場で道具箱を開くと、ものの五分で何か紛失する”という噂で、事務所は持ちきりでした。
”ニコニコ顔でいると(やさしい奴だと思われ)なめられるから、終始しかめっ面で指示しなければならない”とか、”道具を貸したら絶対に返ってこない”とか、”作業の出来をほめると頑張ってやるらしい”とか・・・。
「中国で道具が無くなっては作業にならないかも」と、先輩が道具・測定器の1個1個に名前と社名を書く作業を実施。
まずはテプラシールでぺたり。
「これではすぐ剥がされるなぁ」と、シールを透明テープでカバーリング。
「カッター使えば削ぎ落とせてしまうなぁ」と、道具表面の空いてるスペースにマジックで社名と名前を無数に書き書き。
課長曰く「まるで耳なし法一みたい」な不審な道具達が出現。
道具箱にも四面上蓋下底・中の間仕切り1枚に至るまで名前ラベルと無断使用禁止の注意書きが貼られ、蓋の内側には小さな文字で「無断持出者は撲殺(ハート)」とトドメ。
周りの人々がそれを見ては、
「逆に高級品と思われて箱ごと持ってくかもしれんぞ?」
「”俺達を信用していない”と思われて暴動がおきるかも知れんぞ?」
「”撲殺”って”飛びかかって殺す”って意味に見られるみたいですよ?」
「恨まれて名前入り道具を殺人現場に置かれるかもしれんぞ?」
と言われた先輩は、「無断持出者は撲殺(ハート)」だけは外しました。
哲翁的には、蓋の裏に貼っておくくらい良いんじゃないかと思ったんですが。
「これだけやっても、現地に届かなかったりして?」
ガクガクブルブルです。
合掌。
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