おはようございます。
どうしても中国に行く前に、攻めておきたい所がありまして、行ってきました。
私立では日本最大らしい、あの美術館です。
2009年02月14日
今回も鯖江駅5:01発の普通列車を使って南下。
大阪駅から、徳島県の美術館行きのバスに乗り込む。
高速から大阪・神戸の町を眺めながらうとうと・・・。
バスの埋まりは半分以下で、運転手さんも
「舞子のバス亭を過ぎたら、空いている席を自由に移動してもらってかまいませんので。」とアナウンス。
早速、一番前へ座ったのだけど、他の全員が鳴門海峡大橋を渡るまでに下車していき、運転手と2人だけに。
「美術館は急ぎですかぁ?急ぎでしたら鳴門公園口で下車して歩いたほうが20分ぐらい早くつきますよ!」
と言われたので、無駄に市内を走る必要も無いと感じ、公園口で下車。
・・・あのバスは、運転手1人でもう仕事上がりですか?
今日は暑い。福井の家や電車からして蒸し暑かった。四国は上着イラネ。
海岸沿いの遊歩道を、前を歩くおばさん二人組みに倣ってついて行く。
眼下の海岸には、サーファーも見える。
と、美術館の裏玄関へついた。
某製薬会社の作ったこの美術館は、展示物がほぼレプリカなのだが、有名な教会の壁画を、教会の形そのままに復元していたり、レプリカだからこそ、世界各国に散らばる有名な絵画をここにくるだけで見ることが出来るという、将来子供達が本物を見たくなる”きっかけ”になることを目的にしているそーな。
では行ってみよう。まず、美術館に入ってすぐ見せ付けられる”システィーナ礼拝堂”。
レプリカであるので、写真OK、特に絵の前にケースや柵も無く、触れるほどの距離で作品を見つめる事も出来るし、触れることも可能みたい。(子供達は触れてまわってた。殆どの作品は特に注意書きも無し。)
ただ、バチカンのシスティーナ礼拝堂は、光厳禁のため照明も無く自然光で見ていたのに対し、こちらの美術館では地下に造っている構造上、赤みを帯びた照明で照らされている分、雰囲気は変わる。
(以降の哲翁の写真も、フラッシュを意図的に焚いていないため、色が再現していないものが多々あります。)
声も作品を傷めるので、本物の前ではガイドも厳禁だが、こちらでは決まった時間に美術館の方が解説してくれたりします。
しかしこのミケランジェロの絵は近づくもんじゃないね。
筋肉隆々のイエス様の眼下は、地獄絵図だからね。
目の前が全面地獄絵図になったよ!
どうやらこのフロア(地下3B)は、教会建築の関係みたい。
地下2Bへ上がると、受胎告知絵の一角が。
しかし、作品数が想像以上だ・・・これが3B~2Fまでの5フロア分あるって言うんだから見ごたえがある。
祐巳さんの好みの一枚は、一応ダビンチの受胎告知だったような。
受胎告知の際の天使は、百合の花を持ってるんですね。
間近で見て気が付いた。
ダンテも居るし、NHKで特集していたレンブラントの”夜警”とかも
ローマやフィレンツェで各美術館を歩き回って見た絵たちが、一同に。
旅程上組み込めなかった最後の晩餐とかも原寸大で。
これは、美術の勉強してる方とか、見比べたり出来て面白いでしょうねぇ。
まいふぇーばりっと大賞は、サージェント、ジョン・シンガーの”カーネーション、リリー、リリー、ローズ”で♪
今日は徳島でお泊り。
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