高専カンファレンスin長野のバカな思い出①

同級生の林檎商人氏からSkypeがあったのが数日前・・・
『高専カンファレンスin長野でＬＴをする、君のことも出してもいいかな？』
『いいけど、俺も長野でＬＴを聞かせていただきます。』

そんな訳で、『高専カンファレンス 011 in 長野』の参観を軸とする旅程を早急に設計した。
とたんに週末の天気が大荒れの予報が始まり、車から電車に修正案。
特急使用による旅費の増額が予想されたため、一度は中止を検討したが、直前に１８日金曜日のお休みも決まり、３日間も時間の余裕ができたので、『青春１８切符』を使用することで費用を抑える方向で可決。
さて、カンファレンス前後の肉付け。

＞カンファレンス後は渋温泉！
直前の温泉津温泉が大変良かったため、弟が以前行って”良かった”と言っていた『渋温泉湯巡り』を後泊として決定。
私鉄を使うが、特急でも安いことといったら！

＞やっぱ舞台探訪を入れたい！
長野って、アニメに限らず映像作品の舞台の宝庫なわけですが、前回は糸魚川から大糸線で南小谷に入って「おねてぃ」「ツインズ」の「木崎湖」を探訪しているので、やはり他路線・他作品で攻略したい。
そんな訳で名古屋経由中央本線で長野に侵入し、茅野駅でレンタカーを借りて-咲-探訪をすることに決定。
アニメも漫画もまだ序盤しか見ていないので、回るポイントは”合宿の宿近くの滝”と”原村さん家”と”諏訪湖の堤防？”の三箇所のみに抑えた。雪が降るかも知れないし、印象的なポイントだけ厳選しましょ。

＞咲探訪・・・宿はどうする
とある探訪マップページを見て、”合宿の宿のモデルは横谷温泉・・・かもね”というネタに従って電話を入れたが既に満室であったため、これまたネタ＋”劇場版ひぐらしの舞台・高遠への敬意”として、杖突峠にある『咲乃湯』という民宿を予約した。

さて、カンファレンスのＬＴを見られた方はお判りかもしれないが、あの種子島旅行計画から１０年以上経た今でも・・・変わってないですね・・・はは。

さて、出発です。

１２月１８日

５時１分 鯖江駅
 
この冬初めての白銀の世界になった福井。
今回も案の定、準備で寝れなかったので、電車の中で寝てエネルギー回復を試みるているのだが、陽が昇って瞼がちらちらすると、なかなかね。
って事で、今回は素敵なアイテムを用意した・・・アイマスクだ。
日本だから出来る事だな・・・。
このおかげで、すげー爆睡できました。米原－金山間で完全回復。
この名古屋のお天気といったら・・・西高東低ね。
 
ここからは長野へ北上していきます。
都市部を超えて、山々を縫って、中津川へ。

中津川からさらに北上して木曽通過中。雪が本降りだ。
 
塩尻から諏訪湖をまわって茅野へ到着。

スタッドレスの軽を頼んだら、見慣れたスズキのあれでした。
あら、この値段でナビって付いてくるのね。
早速、”滝”へ移動・・・諏訪は全く雪無しですね。
とても”湖が凍る”とは思えませんな。

横谷峡の乙女滝ですってよ。らしい名前ですね。

冬に行く人は足元に気をつけてくださいね。
 
うぉ、きたきた！アハ体験しまくり！
 
っていうか、想像以上に見応えのある滝だなこりゃ。
っていうか足元が、飛沫が凍り付いてつるつるですぜ？
下手に接近すると滝つぼに落ちそうで・・・やべぇ。
よし！なんか痛撮りするべ！
 
なんか、絵的に盛り上がらんのう。

・・・これならどうだ！

 
おお、咲が夏服で”なにコレ寒い”みたいな感じが、いいかも。
この先にもうひとつポイントがあるらしいのですが、こんなとこで新聞に載るわけにはいかんので撤退だ。
 
しかし立派なツララね。
 


さて、一路”原村さん家”こと”原村”ペンション村？のインフォセンターへ。
道に迷いつつも、道路脇に建物を発見。
 
この辺はペンションが立ち並んでおり、人目を気にして普通撮影のみで。
 
しかし、こういう場所をちゃんと発見してくる人って、すごいねぇ。


さて、原村を後にして諏訪湖のほとりへ移動。
途中、諏訪大社・上社本宮に差し掛かったので、参拝。
そう、諏訪様は天照の使者とのお約束により、この地から動くことが出来ず、出雲に来れない神様なのだ。

と、もうひとつ、白川郷と並ぶ痛絵馬の地でもある。

以前来たときには知らなかったので絵馬なんかチェックしなかったけど、こちらもなかなか。でもここにミクを出すってのもどうなんだ？

さて、ルートを元に戻して走る。
ようやく見つけた。
 
この場所の写真を反転すると、いい感じになるそうです。
もう少し晴れて、夕刻のあかね色だったらいい感じなんですけどね。
まぁ、今回はプレ探訪ですから、コミックみたいに新緑の萌える五月位にまた計画しますかね。天気のいい初旬がいいかな。
ちなみに目印はコレがいいのかな。
 

さぁ、早めに杖突峠を越えましょう。
多分あの辺は・・・。
 
やはりねぇ。

峠を越えて”咲乃湯”の看板を見つけて細い道を山の中へ入っていくと、ぽつんと看板が・・・暗いなぁ・・・フラッシュ焚くか・・・ぱちり。
 
ヴぁうッ！ヴぁうヴぁうヴぁうヴぁうッ！！ガルルルぅ～！！ヴぁうッ！

おいおい・・・なんか暗闇の向こうで鳴いてるよ？
犬・・・だよなぁ？
へんな野犬とか狼じゃねぇよなぁ？
だいじょぶかなぁ？
日が昇るまであと１２時間か・・・。
ここは・・・うみねこは鳴くのかしら？


合掌（続く）