2009年12月17日木曜日

北陸民vs温泉津。

出雲大社の第二神等去出祭見学後、温泉津温泉へと向かう。

『Nさんは何してるん?』
『Nさんは、相変わらずひぐらしってるよ?・・・今日も白川郷かな。この前も伊那行ってたと思う。』
『伊那?ひぐらしで伊那ってあったっけ?』
『劇場版ですよ・・・実写の。』
『ああ、なるほどね。最近なんかアニメ見てるの?』
『うーん、最近のは見れて無いなぁ。少し遅れて追ってる感じ。マージャンアニメとか。』
『咲か?』
『おや、博士なかなか知っておられますね?』
『・・・なんか最近、レ○アニメが多くない?』
『○ズアニメ!?そうねぇ。まぁ、そんなのしか見てないけどごにょごにょ・・・』

今思えば、”百合アニメ”と訂正してあげるべきだったと思う。

車を走らせること1時間ほどで温泉津の集落に入り、宿「ますや」に到着。
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部屋に入ると、今年初めてのあれと待遇。
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『うわぁ、こたつですよ♪』
『こんなんあったら、外出れんようになってまうわぁ。』
なかなかいいお部屋で満足。

普段は”宿に着いたら先ず温泉”な哲翁ですが、時間も遅いので夕食に。
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いやぁ、和え物から箸をつけ始めたのですが、どれもおいしくて、お酒がすすむ事と言ったら。
『これはどっちが”かな”・”よこわ”だと思う?』
『わからんなぁ』
調べたところ、
・かな→カナガシラ(ホウボウに似た野郎)
・よこわ→クロマグロのちっちゃいの。
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なかでもこの”鰆葱味噌焼”はうまかった。
味噌の香り・舞茸の香りがふわぁーと広がって、鰆も脂がのって、うまい!
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そして、蛤のお吸い物ときたもんだ。
『やっぱり貝の出汁はうまいなぁ。』
『ほんとにうまいな。』
おいしいし、結構量も多かったし、良かった良かった。この”亀五郎”って言うお酒も、なかなか。

おなかもいっぱいになって、食後の余韻に浸りたいところだが。
『博士もう20時超えてるっすよ!』
外湯が20:30までなので、浴衣に着替えて緊急離脱。
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時間も無いので、近場の薬師湯だけ入ることに。
温泉津の泉質は、ナトリウム・カルシウム一塩化物泉らしい。
(過去の温泉を振り返ってみると、哲翁としては温泉津の泉質は体に合っているような気がする。あまり硫黄ぷんぷんなのは駄目な気がしてきた。)

宿に戻って、こちらの温泉にも浸かる。
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雰囲気がいいですよね。
部屋に戻ってこたつに入って話していた気がするのですが、気がつくと寝てました。

翌朝、朝5時。
外湯の営業開始時間w
たまにお酒を飲むと、こう、パッチリ目覚めますよねぇ。
博士はまだ寝ていたので・・・話しかけてみた。

『外湯行くぅ?』
『(むくぅ・・・)今何時?』
『5時!』
『・・・はえぇ!もう少し寝る』
『ほあぃ。』

結局、博士起きないので、身支度をして7時に出かけた。
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温泉には、既に町内のおじさんたちが集っていた。
かけ湯をして、ゆっくり足をいれてみると・・・あっちぃなおい!
高温槽と中温槽があり、中温槽に入っているのだが・・・温度計は43℃だけど絶対それどころじゃない気がする。

同じく旅の人と思われる方が、『温泉津にきたらこっちの高温湯に浸かっていかなくちゃ、せっかくきたのに。』と地元のおっちゃんたちに勧められて高温湯に浸かっていったけど、哲翁には無理だわ。

足だけ浸かりながら、おっちゃんたちの話に耳を傾ける。
どうやら、今おいしい魚は鰆とシイラらしい。シイラはこれから脂が乗って絶品だって。提灯ランプであぶって刺身にするとすげーうまいって言ってたな。
あと、猪が降りてきて困っていると。しかも肉がくさくて醤油・味噌・みりんでがんばらないと駄目らしい。
あと、海をなめちゃいかん!って言ってた。

なんとか中温槽に全身浸かり、上がろうとした時、ある会話が聞こえた。
『しっかし今日の湯は熱いな!』
・・・やっぱおっちゃんたちも熱いんだなー。
・・・そんな日に一般人に高温湯勧めちゃいかんでしょw

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宿に戻ると、博士が起きてテレビを見ておった。
朝食の前に宿のお風呂で身支度。
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まぁ、スタンダードな朝食ですな。
カレイの一夜干しは当然として、湯豆腐も味噌汁もおいしかったなぁ。

さて、では・・・石見銀山行っておきますか。

合掌。

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