茅野を出発して一時間ほどで松本に着き、長野行きの列車に乗り換える。
いつもながら、この松本駅の『まつもとぉ~』っていうアナウンスのイントネーションが面白いと言うか印象的です。
しばらくは景色を眺めておったのですが、いつのまにかコクリコクリと寝てしまったようで。
ガクンッ!というモーターの減速で目を覚ますと窓の外は真っ白な雪の壁。
その雪の壁が、だんだん低くなり・・・美しい山並みが♪
眺めを楽しんでいると、また雪の壁が高さを増し始め、一面真っ白に。
『まもなく、”おばすて”です。』
(こんなところに捨てられたらたまったもんじゃねぇなぁ。)
そんなことを考えながら雪を眺めていると、駅構内に滑り込むとともに視界が開けて、ちらほらと『おお!』という声が聞こえた。
すげぇ・・・あれが長野市かぁ♪
特急待ちの長めの停車の間、みんな携帯でぱちりと撮影している。
『次は”かむり”・・・失礼しました。次は”いなりやま”です。』
特急が通過した気配が無かったけども?
それ以前に、進行方向を言い間違えるってw
とか思ってたら列車は今までとは逆方向に進み始める。
・・・ほあぁ?
”スイッチバックを行います”とのアナウンスが流れる。
へぇ~こんな面白い路線だったのか篠ノ井線って。
篠ノ井を過ぎてまもなく長野に到着。
本当は三才駅まで電車で行って歩こうと思っていたのですが、よく見たら乗り継ぎまでに1時間くらいあったので、長野駅周辺の咲ポイントを見て、バスに乗って高専へ行くことにした。
時間は有効に使わなければ。
21世紀・・・世界の麻雀競技人口は・・・
まぁ、駅出て直ぐですよね。
バス乗り場でバスを待つ。
どうやらこのバスのようだ。
高専生らしい・・・微妙に歳食ってるくさいのに子供じみた人々が乗っていったので間違いない!
バスの中で昼食のパンを食す。
林檎商人さんから着信があったが、食事中なのでパスッた。
『次は高専前・・・』
怪しい集団がぞろぞろとバスを降りる。哲翁を含めてね。
林檎商人さんに電話する。
『もう会場にいるん?場所どこ?』
『さぁ、会場にいるけど・・・わからないなぁ。5階に会場がある。』
『5階かぁ。茶色い建物?』
『うーん、分からない。ああ、大きな雪だるまがあったな。』
『ゆきだるまかぁ。探してみるっす。』
たぶんあの高いのだと思うんだが。
あ、雪だるまもあるし間違いなさそう。
林檎商人さんから、事前登録無しの飛び入りでも参加できると聞いていたので、そんな感じで受付を済ませて入場。
林檎商人さんは新幹線できたらしい。やっぱ、東京は中央駅ですね。
既に発表材料は作ってあるらしく、スタッフに渡してあるらしいのだが、緊張している様子。周りの皆さんも、カタカタとパワポらしきもので資料を・・・今作ってる?
高専カンファレンスin長野の開催時間となり、オープニング映像が流される。
みんなこういうの好きなんですね。
校長先生が挨拶をされた。高専の周りの変化・・・すごいですね。
あたり一面の畑だったのに、ついに新幹線も走り・・・。
よく考えてみれば、この新幹線が北陸まで延伸するんだよね・・・。
福井高専の横にも新幹線来るんかねぇ?
基調講演はロボカップジュニアの世界大会行ってきましたってことで。
こういうのやってみたかったねぇ。
哲翁はこのところマイコンに触れ始めたので(Arduino2009)いろいろと面白い話を聞くことができて感動です。
そう言えば、iPod touchはマイコンと何で通信しとるんじゃろか。
ジャイルブレイクしてUSBなのかな。Wifiって感じには見えなかったけど。
モジュール化してバスでつなぐとかすごいね。
さながら三菱やキーエンスの電源カード、CPUカード、DI、DO、位置決めコントローラにサーボアンプっていうつなぎ方まんまな感じで、そのままPLCとか設計できちゃいそうね。
1から回路を起こしてやるって楽しいだろうなぁ。
哲翁は、残念ながら近藤科学のサーボコントローラを買う予定です。とりあえず進めないとモチベーションがね・・・。
しかし、蘇州でもそんな大会が開かれていたとはねぇ。
うむ、CANAAN探訪計画の際に、少し考慮しておきましょう。
それからいろんな興味深い発表を聞く。
ブラウン運動と為替レートとか、なかなか面白い。
レンホウこわい。
MACのグラファーとかLinuxの話とか。
なるほど、Twitterで世界が良い方向に動く・・・か。
さてLTが始まり、とうとう林檎商人さんの発表に。
数日前に彼から”資料が全部福井の実家にあって、記憶がつながらない”ってことだったので、少なからず、哲翁の持っている資料を送らせてもらいました。
実行予定プラン
学校提出用の良い子プラン
現地解散と言いつつ、行動プランは学校に事前に報告しておくシステムだった気がします。
スライドに表示された”訪れた場所の写真”は、多分彼が集めたものだが、なんか懐かしいというか、いろいろ思い出してしまって。
ただ、この思い出で”在学生は多少無茶すると面白いよ”ってことでまとめられてたんですが、結構無茶せず無難な方法を選んでる気がするんですが、林檎商人さんどうでしょう?
家で資料を漁っていて見つけたのが、当時使わなかった宮崎空港から関空までの航空チケット・・・未使用。
つまり相手がロケットの発射なので、一応良い子プランに従って福井で航空チケットだけは購入してるんですよね。
ちなみにLTにある”宮崎で1名脱落”したのは、出雲旅行に行った”つくばの博士”のことです。そういうことです。
普通は学術に励んだほうがいいよ?
そんな感じで、博士にチケットを託していれば全額返金してもらえたのに、持っていってしまったので返金期限すぎちゃったんですよね・・・ってのを思い出した。
今見ても結構な金額を投資していて、”お年玉ってすげーな”ってオモタ。
あと、当時まだ珍しい携帯電話を持っていってたんですよね。
それにSharpのザウルスMI-506DCでネット情報の検索も行っていた気がします。超ハイテク旅行です。情報のほうが全く整備されてなくて使えなかった気がしますけどね。
今なら携帯持って家族に無事を伝えたり、iモードとGPSで周辺検索からルート案内もできるし、鉄道の一番早いルート検索に”駅に電話して確認”とかしなくていいし、今の在学生だったら苦でもないでしょうね。
その代わり、『学生が音信不通で欠席』というのはやり難いかな。
とはいえ、いろんな人に出会えたのは面白かったな。
鹿児島でコインランドリーに向かっている時に、パチンコ屋から出てきたおばちゃんに語られたのは良い思い出だ。
『お兄さんどこから来たの?』
『(おにいさんて俺のことか?周りに誰も居ないし。)北陸の福井から?』
『おお、遠いところからきたねぇ。』
『ええ、まぁ。』
『・・・。』
『・・・。』
『お兄さん、パチンコはするんか?』
『いや、しません。』
『そのほうがええ、昔は楽しませてくれたけどなぁ、いまのパチンコ屋さんはこんなばあさん相手でもぜんぜん遊ばせてくれん。』
『ああ、なるほど。なんか分かります。』
『お兄さんは、パチンコしたらあかんよ。』
『わかりました。』
『それじゃ、気をつけてな。』
『お、お元気で。さようなら。』
旅から帰って数日たったある日、寮の食堂で朝食を食べながら、NHKニュースでおりひめ・ひこぼし・TRIMMの打上成功のニュースを見たときは、なんかすがすがしい気分だったのを覚えています。
長い旅がやっと終わったっていう感じ?
高専の先生方、決して修学旅行費をくすねたりしないであげてくださいね。
確実に思い出の1ページになる大切なイベントなんですから!
さて、全ての発表・LTが終わり記念写真をとった後、懇親会には出席せず林檎商人に別れを告げて、渋温泉へ!
『そうか、忘年会には行かないのか。』
『じゃあね。また八戸で発表を聞かせてもらうよ。』
『うん、それじゃぁ。』
カンファレンスの閉会が遅れ、既に時刻は17時近く。
予定では”長野電鉄の信濃吉田駅まで歩いていく”って感じだったんですが、荷物持って猛ダッシュ!
なんとか信州中野行きの電車に飛び乗ったのでした。
ここで、高専カンファレンスの日記とは一旦切りますかね。
次回はタイトル変えましょう。
>追記
12月21日の週はずっと出張だったのですが、True Tears BDの振込み用紙がどうやら届かなかったようです。
ほあぁ?
仲魔先生によると、振込用紙の再発行期限ってのがあったみたいで、既に終了しているらしく。
再発行も何も発行されてねーじゃん!
乃絵ちゃんは、BlueDropのDVDを全巻買う口実を哲翁に与えて、去ってしまいました。
ありがとう乃絵。
このご恩は一生忘れません。BlueDropのDVDを一生の宝物にすることにします。
また、購入予算に割り当てていた余剰金25000円は、”高専カンファレンスin八戸”遠征の軍資金とさせて頂きますゆえ。
いちご煮食うぞぉ!
はやてのごとくな!
・・・ホントに無いのかなぁ。
新聞とかに紛れ込んでたりして・・・。
あ、なんかある。
決済振込なんとかって書いてあるこれかな?
ビリビリッ!
あったじぇ!早速振り込んできまつ。
合掌
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