生き雛祭り2010。

いい感じに暖かくなったふりをしておいて、気を抜くと雪がちらつく始末。
そんな４月３日の飛騨高山へ。

 
加賀温泉から金沢・富山と電車を乗り継いで、初めての猪谷。

山の中の小さな駅。
R４７１は何度も通っているが、鉄道はこのような所を通っておったのだねぇ。
車窓からは、山影にへばり付いて走る崩れ落ちた小さな道などが至る所に見えた。
使用されなくなった昔の道路か、先の大雨の被害で復旧されていないのか。
川を左右に受け流しながら、道路と交差を繰り返しながら、電車は飛騨一宮に到着。

 
何も食べていないのでうどんを食べた後、付近を散策。

ふきの塔なんて、家の周りにだってたくさんあるが、家から離れた旅先だからこそ近づきたくなるこの感覚。


神社に戻ると、舞が奉納されていた。
おや？去年は巡幸の後だったが、今年は前にやるのか。
 
おかめと火男登場。
たとえ雪が舞い、冷たい風が吹こうとも、人々の心の火をもっと熱く！
 

 
軒下で天候の回復を願う皆の祈りが通じたのか、晴れ間が広がっていく。

鬼さんも楽しそう！

 
カメラマンが前へ上へと視界を求めるので、逆にしゃがんでアンダーに視界を求めてみた。
なるほど、挟角で広く取ろうとすると、間合いを広く取らなければならないのので間に邪魔者が入り込むのがネック・・・か。

 

 
 


そして今年も餅を撒くのである。
今年は餅を俵に入れて練り歩いたんだって。

どうやらこの”餅入り俵をもって巡幸する”のは、昔は習わしでやっていたそうだが、近年行っていなかったらしく、今年からまた復活させたそうだ。


 
撒く餅も無くなってお祭りが終わり、駅へと向かう。
臤龍桜はまだ蕾。

・・・おや、あんなところにお寺がありますねぇ。

電車まで時間もあることだし、お参りしてこようかなぁ。

「どうぞ上がって参っていってください。今から夕方のお勤めを行うところでちょうど本堂を開けたところなんです。」
気さくな住職さんが、本堂を案内してくれた。
「ここの本尊はこの十一面観音でしてね、頭の上にね、ほら１１の顔があるんですけど、それぞれの方向を見ているんです。」
「ああ、お顔がありますねぇ。」
「平面が８方向で、それに上下で２方向、残り１方向あるんですが、なんだかわかります？」
「うーむ、・・・さっぱりわかりません。」
「私も判らなかったんですが、昔いらっしゃった外人さんが、自分を指さして”Me！”と言われましてね。私も感心しました。」
「ああ！なるほど！」
それから、寺にある「臤龍桜がまだ三本の大枝を持っていたころの絵」などを案内して頂いた。
 

それから飛騨一ノ宮から電車に乗って、高山駅で乗り換え待ち１時間。
せっかくだし、照蓮寺の場所をチェックしておこう。

照蓮寺というのは、あの白川郷の御母衣ダムに沈んでしまった村にあったお寺で、荘川桜があったところでもある。
今は高山にある。

 

駅から歩いて”なかばし”を越え、そのまま真っ直ぐ遊歩道を登っていくと・・・

白川郷坊の文字が。
すでに１７時をまわっており、お寺は閉じておりました。
 

照蓮寺付近からの眺め。
 
高台にしたのは、もう沈むのはまっぴらごめんだからかねぇ。

さて、青春十八切符があと一回。
来週・・・４月１０日は電車で行くとして、４月１１日に行くか行かぬか。

といいますか、久方ぶりに白川郷行きたいかなぁ。


＞SWEET BLUE FLOWER
録りためていた”青い花”の視聴に踏み切る。
第１話の”子供が泣いているシーン”から入るという状況がとてもわかりやすかったためにそこで視聴を停止していたのだが・・・。
まぁ、見てみるとなかなか良かったかな。
しかし、あれだな、・・・このように皆すがすがしくなれるものですか？
うむ、会話に長けているという女の子たちだけでお話が進むと、あまりカオスにならないのかしらね？

これにともない、とらドラの２０話以降の視聴を遂行した。
・・・うん・・・まぁ・・・そんなものなのかなぁ。
単純系をカオス系に変えているのは、櫛枝だと思っていたが、最後にはなぜか竜児が説き伏せられているぞ？
そんなにバチンと櫛枝電源を切れるもんなの？
櫛枝から見ると、これはtrue tearsではないのですか？
・・・お子様にはわからないですねぇ。

そして川嶋亜美の株はうなぎのぼりっぽい。
櫛枝ファイトぉ！

合掌。