2011年2月12日土曜日

スピーカ~禁断の領域。

視覚よりもなんだかつかみどころがないのに、なんかお金がかかる・・・という感じなので、ざっくりと付き合いたい分野ですね。

弟の部屋にあった(もともと親父のなのだ)『DS-73DAV』で、iTunesなApple LossLessのファイルを再生して聞き入っていたのですが、楽しい!

スピーカー2本なのに、なんかセンターにまるで彩陽の口があるようじゃないか?っていうのが素敵。あのデノンは5つもスピーカー有っても、Suaraを目の前に作り出す事なんか出来ていなかったように思う・・・何してたのよ?

おそらくスピーカーが大きいので、ある程度耳の位置がおかしくても安定して聴ける位置が広いのかなぁ~と。

ひぐらしの圭一と大石さんのラップとかは、キチンと2人の位置が作ってあって、なんか本当に掛け合いをしている様子が立体的に見えてくるようです。
園崎姉妹も位置が作ってあるのですが、圭一と大石さんに比べると、距離が遠く設定してあるという意味深な所もありつつ。
『この姉妹は何でこんなに離れてデュエットしてるんだ?』みたいな。
ひぐらしはドラマCDもちゃんと声の位置を振ってて好感。

ケメコデラックスのOPとかも、5人くらいの位置を作っていて、楽しい。

逆にドラマCDとかでも、いっつも全員センターからしか聞こえない作品がつまらない・・・『とらドラ』とか・・・ほとんどセンターだけだけどね。
アニメ系で、歌で全員センターとか、逆に重なってて気持ち悪くなってくる・・・『三つ数えて大集合』とか。三人の位置がきちんと作ってあると、立ち位置が目に浮かんでかわいさも増すのになぁ。

マリ見ての『くもりガラスの向う』とかも素敵な音の広がり。『地図散歩』もかわいい。空気公団の『青い花』もやさしい。

しかし、やはり楽器のたくさん入る飛蘭のmind as judgmentとかは困る。
ボーカルが楽器に圧迫されてしまう。
であるからして、後半ピアノとボーカルになる場所だけは、声が広がる。
こういう曲は、48kHz/24bitとか96kHz/24bitにしていただけると助かるのですがねぇ。
音声ファイルに、沢山の楽器を含めてボーカルのデータが記録される余地が増えるだけで劇的に改善されるはずだと、SuaraのBDみながら思った。
でも、他の曲でもここまで圧迫されたのは無いから、わざとなのかなぁ。
それなら仕方ないんですけどネ。

『麦や節』
太鼓の「っとん っとんとん、っとん っっとんとん」という音が聴こえてくると、いろいろ思い出して”のぅえ~”ってなる。

『南砺市の歌』
MP3で192kbpsで配布されているので、楽器と中学生と林道さんが重なる所で、MP3ではデータ不足の感じはするかな。
林道さんの192kbpsと中学生の192kbpsを合体して384kbpsのデータとかにできるかしら?

真綾の15周年のBDも素敵でした。
っていうか真綾って同じ年なん?

そんなこんなで、三菱DIATONEが好きになってしまい、早速次の日、自分用のDIATONEスピーカをハードオフで購入(やっぱあの店は相場より高いな)。
それなりにお手頃な所で、DIATONE DS-77zを3万円で。

当初の定価的にDS-73DAVを遠く越えるし、評価もそれなりに悪くなさそうだというところで選定しました。あと防磁。

一つ気になるのですが、こういうスピーカーって、1989年当時の定価がスピーカ1本8万円、ペア16万円とかしているものが、中古でペア3万円(ヤフオクなら1万円切るくさいね)で手に入るわけですが、それは今最新・低価格帯の3万円のパイオニアやONKYO、YAMAHAのスピーカーとかと比べてどうなんだろうなぁ、という所であります。

多分、昔の方がエコなんか考えずに惜しげもなく材料と労力を投入してるんじゃないかねぇ、と勝手に思っているのですが。

で、家に持って帰ったのですが、このスピーカ重いな!
一本30キロ?

んで、早速試聴してみたのですが、・・・あれ?
あれれ?
ボーカルが聴こえにくくない?

どうやら、小音量の時にボーカルが背景の音楽に負けてしまう感じ。
調べてみると、やはり『音量をある程度上げたときにバランスよく聞こえる』ように調整されているらしく、夜にボリュームを絞って聴くと、人の声が聴きづらくなる傾向があるらしい。なんてこった!

そんな訳で、本日昼から家で大音量でスフィアのライブBDなどを再生して、スピーカのなんか(エージング)って奴をやってみた。まぁ、しばらくハードオフで眠ってたわけだし、ちょっとブルブルさせて思い出させようと。

結果、今聞いてる感じでは、買った当初よりはボーカル音が出るようになりましたかねって感じです。
・・・。
でも、DS-73DAV、美品で1セット揃えたいですね。
アニメを見るのに、この声の聴きやすさは有りだと思います。
Pioneer VSA-920は7.1chなので、あと2ペア以内に良いスピーカを選定できればOKでしょうかねぇ。

あと、幸運なことに、ハードオフのジャンク売り場で、DIATONEのDS-W5というウーファを発見。

ライブの臨場感がアップしました。
『なんじゃこれ!すげー重低音!』って思ったら地震でした。
まぁ、それでもすげー重低音です。

さて、明日は利賀か?

合掌。

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