2008年11月1日土曜日

PRIMA VISTA.

・Windows VISTA というOS

出来れば使いたいのです。

そんな訳で、ネットで色々調べてみた一日。

 

キーワード1)WINDOWS SERVER 2008

WINDOWS VISTA と根幹部分に同じテクノロジーを採用しているWINDOWS SERVER 2008は、評判は上々のようなのです。

どうやらVISTAの根幹の技術自体は、信頼できるようだ。

server2008はサーバーコアという、”画面にコマンドプロンプトのようなウィンドウが1つあるだけ”という余分な機能を省いたモードが本来の姿だという。

その成果をWINDOWS7に搭載して頂ければ、未来は明るい。

 

キーワード2)セキュリティ

VISTAは、ビルゲイツの鶴の一声で、兎にも角にもセキュリティに重点を置いて設計されたらしい。

サービスやドライバについて、”どれだけの実行権限が必要なのか”を再度見直し、必要な機能に必要な権限しか与えないように見直したそうである。

中でも表示関連は、今までは”ハードが貧弱なので、ハードウェアに近いところで動作させたほうが良い”という判断で高い権限を与えていたが、VISTAからはユーザーレベルで動作しているらしい。

結果、遅くなるのは必然なのだが、それをどう見るか。

VISTAでは、今までに発見されている脆弱ポイントの件数は、MACやLINUXに比べ少ないという。

確かに、よく耳にするVISTAの問題点は基本機能に関するバグのようだ。

バグが取れてシステムが安定してくれば、未来は明るい。

 

キーワード3)ファイルコピー

企業の基幹システムなどの構築メリットとして、”VISTAとSERVER2008”を組合わせると、”いままでの6倍コピーが速い”らしい。

どうもVISTAでは、ファイルコピーの仕様をUNBUFFERという方式に変更したらしい。

コピー速度はXPの方が早いように見えるが、BUFFER方式のXPは、ファイル転送の画面が閉じた後も、コピーが続いているらしい。そしてバッファするのでリソース食いなんだとか。

VISTAでは、ファイルのコピーが正常に終わるまで監視できるので、より安全なのだそうだが・・・。

ついでに言えば、SP1前の問題点・・・”メモリが足りません”とVISTAが悲鳴を上げるのは、XPパソコンからLAN経由でファイルを転送している時らしい。

 

キーワード4)AERO

マイクロソフトは、MAC OS Xに憧れて、この機能を頑張りすぎてしまったらしい。結果パソコンが暖房器具に。

GPUにデスクトップ描画計算を肩代わりさせるのは良いが、程がある。

見た目の開発って、面白いのはわかります。

少ない労力で効果が大きく出てきますからね。

十分遊んだでしょうから、WINDOWS7では、安定させてね。

 

結論:

安定性重視で、WINDOWS NT 4.0を好んで使っていた昔が懐かしいです。

WINDOWS95~98、MEを使う人が、度重なるOSの破壊で泣いているのをみて、にんまりしたものですが、VISTAとXPで比較すべきものは安定度ではなくセキュリティ。

根本的な相手が”人”なだけに、効果を実感できるのは、自分のシステムが狙われたときなのでしょうが、完璧に防御されている間は全く実感できないという・・・かわいそうな内部努力なわけです。

そして、セキュリティがどれだけ向上したのかの概念無しに、”アプリケーション実行速度がXPより数パーセント低いです”などという比較をして、VISTAの評価を悪化させている輩が、どうも気に入らなくなってきました。

実行速度が直接生産性に関わるのは事実なんだけど・・・。

このセキュリティーの分野に、他のOSを差し置いて、先行投資したことは、じわじわと生きてくるのかもしれません。

VISTAに対する嫌悪感がなくなり、MACに移ろうかななんていう気の迷いが去っただけでも、今回の調査はして良かった。

自己満足♪

 

 

・FIT-PC

待望の、格安XP小型マシンが登場したようです。

500_keys

http://www.fit-pc.com/new/

こいつの登場で、精霊船曳船計画を、計画当初に予定していた方法に戻す事が出来る。

実は既に、XPパソコンからデジタルI/Oやアナログ電圧I/Oも可能な制御基盤、Velleman USB IO Boardを二年前に2つ購入して、CMOS-FETを使ってモータの回転試験まで出来ているのだが、当初考えていた制御PC「VAIO C1VJ」を、海上にさらすのがおぞましかったので、頓挫。

Velleman_k8055_1-full

そしてOPEN BLOCKSを購入したのだが、LINUXというのがどうにも・・・乗り越えられなかったorz。

そこにFIT-PCが登場したわけである。

電圧9V~15Vの入力で駆動し、USBポートを2つ搭載、おまけに無線LANアンテナまで搭載。これ一個買えば、計画が飛躍する事間違い無しです。

musenLANctlV2

断然、システムが簡単になったなぁ。

ここいらで一旦、形にしたいですねぇ。

処女航海・・・いい響きです。

合掌。

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