2011年11月20日日曜日

序破急。

金曜日が休みになったので、「じょうはな座でなんかやってねーかな?」って調べたら、『城端で雅楽を聴く会』ってのがあるらしく、南砺・市展と合わせて観覧してまいりました。

>中華料理・リュウ
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このところ、哲翁なりに各所でラーメンを食べておりますが、灯台もと暗しといいますか、美味しいと言いますか、落ち着くいつもの味と言いますか、帰るべきところと言いますか。

やはり、「奥深き事を存ぜば、二尊のあわれみに外れ本願にもれそうろうべし」と申しますか、食べる方も作る方も、こうラーメンに執着するあまりに行きついた先で、可笑しな場所に到達していたりするのかも。

まぁ、哲翁の舌なんて当てになりませんけどね。
会社の人と高速道路のサービスエリアの『うどん』の話になったのですが、よく300円とか400円で提供される(スーパーの50円麺みたいな)お安いうどんがあるんですが、哲翁はあれが非常に美味しいと思うのです。『高速道路といえばやっぱこの味だよね!』みたいなもんです。
しかし、普段出かけない設計な人は、「スーパーの安物麺みたいで不味い」ってなもんです。

高速道路が千円になってからでしょうか・・・不味いと思うお客さんが多かったのか、なんか解りませんが、そういうもちもちというかごんぶとというか、しっかりしたうどんが増えちゃってさ、ちょっと寂しい。


>南砺・市展
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紅葉・・・乃絵ちゃんも、おばあちゃんのコート着る季節でしょうか。
・・・パチパチってして?
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福光美術館。
「いらっしゃいませ!!」
「あ、どうも」・・・。
・・・。
・・・。
・・・あれ、今回は「常設展示もいかがですか?」攻撃はないのか・・・。
・・・。
・・・なんか、物足りないなぁ?

ちょっと今年は、作品の傾向が変わった感じがしたんですが、気のせいでしょうか。
漢詩みたいなのが多かったのが、抽象的な書の作品が増えた感じ。
わっかんねー。
まぁ、これが楽しいのですがね。
哲翁的に判ったのは・・・「昴Ⅱ」だったかな?・・・確かに昴だみたいな。
そして、市展大賞の「林館避暑」・・・なんか爽やかな字ってことか?
・・・そう考えると、「書」の部の選考ってのは、毎年結構納得できる部分がある。
あと、「ドナルド・キーン氏の言葉」ってのも読めた。(読めたっておい・・・)
美意識さえあれば・・・かぁ、でも街は戻っても震災で亡くなった人たちは美意識があっても戻ってこなくない?と最初思ったのですが、美意識さえあれば、亡くなった人たちの心を自分の中に共有することは出来るかもしれないなぁとも思ったり。
帰宅して調べてみたらドナルド・キーンさんは、日本の美意識が大好きな人なんだな・・・なるほどなぁ。

あと、半紗織着物『竹取物語』も良い色だなぁと思った。

さて、やっぱ哲翁にはお子様な作品の方が等身大なのですよ。
っていうか?中学生がビールジョッキって・・・ああ、父ちゃんへのプレゼントかね?
みんな絵が上手いなぁ・・・あ、これは厨二病っぽいなぁ。
写真もなんとも面白い・・・でも、絵に描いてみると、もっとその対象のいろんなところが解ってきて面白いと思うんですけどね・・・写真はそのあとでもいいかなぁとか。
しかし良いなぁこんな写真がいっぱい残せて。500万画素以前のデジタル写真なんて、パソコン自体も保存方法も未熟で、どこへ失せてしまったのやら。

そして、桜。
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うーむ、散り気味でしょうか?
しかし、こんなところに、なかなかいい形の桜が有ったんだなぁみたいな。
また春に見たいものです。
・・・聖地巡礼と同じで、春に会いたい桜の木ってのも増えていって大変だなぁみたいな。

ヘリオス。
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天空の食事。

こっちは、日本画と写真の展示スペースが逆転しちゃったのですね。
まぁ、写真も素敵なのですが、人の脳を通して変化した絵のほうが、好きかも。

洋画の『夢』はなかなかインパクトがありますね。
ちょっとマミさんを思い出します。
夢の中で死ぬと、気持ちの整理がついて次のステップに進めるとか聞きますが、あれですか・・・失恋とかですかねぇ。

あと、桂湖に没した合掌集落「桂」の絵がありました。
素敵な村だったんだろうなぁとか、複雑な気分。
故郷がなくなるってのは、相当にきついだろうなぁ。
こう、旅をしていて思いますよね・・・やっぱり我が家が一番だと。
最後に自分の家に帰ってくるから楽しいわけで、永遠に自分の家に帰れない放浪の旅とか・・・つらいと思うよ。


>雅楽の前に
お風呂でも入ろうかなってかんじで、久しぶりに赤祖父のゆーゆうランド・花椿へ。
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ついでにご飯も食べておこう。
生湯葉丼だって。美味いわぁ。

湖のまわりの桜をよく見ると、白いものがポツポツと。
狂い咲きすると春の開花エネルギーが不足するって、オハラサンが言っていた気がするのでちょっと心配なんですがねぇ。
今年の紅葉も、平地は今一つですよねぇ。
人間が暑いのか寒いのかわからないのと同じで、木の方も葉っぱを落とした方がいいのかまだ頑張れるのか見極めできない様子で、緑と枯葉が混在しているような。


>雅楽
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龍笛って、龍の鳴き声のイメージなんやね。知らんかった。
朗詠とか舞楽・蘭陵王とか、ちょっとしたお話なんですがね、二の句とか最後の事のひと弾きとかめったに壱具で舞う機会が無い事とか、面白かった。
一応環境音楽として、東儀さんの雅楽CDをiPodの中に入れてるんですがね、数倍面白く聴けるぞ!って感じです。
これは良い経験だったなぁ。蘭陵王の舞も見入ってしまった。


>道の駅
福光美術館の近くの道の駅をぶらぶらっと。
福蜜柿とか富山あんぽ柿とか、どっちが美味しいのか1つずつ買って比べてみたり、となみの鱒の寿司とか買ってみたり、とちもちとか、南砺市が支援してた遠野のお酒とか、いろいろ買い込んでしまった。

ラボンサイダーって、フレーバーが凄い好みだ。
今度買い込んで来よう。

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し、四角いだと!!




久方ぶりに、焼肉でも食いたいですね。
小矢部あたりにすごい焼肉屋さんとか無いでしょうか?
あつあつの牛肉が、お口の中に怒涛のごとく攻め入ってくる・・・『火牛の計』コースとか。

合掌。

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