2010年9月26日日曜日

旧世界の怪物?。

>canon new F-1
今日は、犬と姪とむぎやを収めたつもりのCanon new F-1を持って、地元の写真館へ。

案の定、フィルムの巻き取り方が不明だったのでおじさんにそのまま渡す。
『この底のポッチを押せば巻き取り可能に・・・あれ?硬いなぁ。』
そのまま、現像室?の方へ駈け込んで格闘。
フィルムを取り出した後、カウンターへ戻ってきて、フィルムカバー・レンズ・シャッター・タイマーやAEのチェックを行い・・・語り始める。

『これは・・・外で撮るのは結構危ないかもね。ほら、このフィルムカバーと本体の間にパッキンがあるでしょ。これが長年押さえつけられて縮まって機能していないから、外に出ると光が漏れるかもしれないね。』
『え?・・・あぁ~ほんとだ。ぺったんこですね。』

『あと、このカメラの本体の中にも緩衝材があるんだよ。このファインダー用のミラーが上がってシャッターが切れるんだけど、このミラーの上昇を受け止めている緩衝材でね・・・これが機能しないと、ミラーに傷が入るんだよ。』
『そうですかぁ。結構痛んでるんですねぇ。』

『そうだなぁ、良いカメラだけど、この時代のカメラのAEとかは今のカメラと比べたら話にならない程度のものだよ。もういろいろな点で、今のデジタルカメラの方が機能が上だ。こいつは休ませてあげて、その肩にかけている方のカメラをしっかり使い込んであげたらどうかな?』
『ああ、やっぱりそうなんですかねぇ。』


おじさんの語りが止まらなくなってしまった。

『そのカメラはAPS-Cだなぁ。』
『APS-C?ああ、素子のサイズの事ですか。』
『APS-Cだと、エリアが小さくて背景をぼかしたりするのが難しくなるんだ。しかも広角のズームレンズ付きで売ってるけど、あれは面白くないんだよ。焦点距離50mmとかの方がやっぱり面白い。それかまぁ、高いズームレンズなら、またボケさせることが出来て面白いけどね。』
『ですよね!・・・そう言えばデジイチに35mmの素子ってあるんですか?』
『あるよ、高級機種になるけど。』
『あーなるほど。』
『まぁ、レンズはいろんなレンズがあるから。それにニコンはマウントの形がずっと変わってないから、昔のレンズも使えるってのが良いんだ。』

・・・どうやら写真館のおじさんは、ニコン派らしい。
やっぱりカメラはボディーの大きいほうが良いと言ってF5を見せてくれたり、D7000を発注したことなどを教えてくれた。
『ニコンのこの赤いラインが好きなんだよ。』


『まあ、今はもうデジタルの時代だよ。どんな設定で撮ったかもパソコンで一目でわかるし、とにかく結果が判るまでの時間がかからないからね。沢山写真を撮っていろいろな設定を試して、そのカメラをものにしたほうが良いよ。』
『確かにそうなんですよねぇ。』
『そう。それと・・・、保存データはJPEGだけじゃあかんぞ。RAWデータも一緒に保存してパソコンで調整してみなさい。それがデジタルの時代のカメラの醍醐味だからね!!カメラ任せにせず自分で加工してみなさい。お前さんパソコン得意なんだろ?フォトショップは持ってるか?』
『有りますよ!フォトショップ。』
『なら完璧や。そういう風にやってみなさい。』

なんか、お勉強になった。

『でも、このファインダーの明るさと見やすさには感動しました。』
『そりゃー、ここにかかってる金額が違うからね。』

そう言えば、たまゆらで一番最初に3台のカメラがあって、一番左に『F-1』の文字があることに気づきました。
そして、エンドロールで・・・協力は『ニコン』なんですね。


>ダイナソー
家人が恐竜博物館に行きたいというので、勝山までちょっと行ってみた。
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結構、良い感じでした。
そして、犬にお土産。
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こえー!!
博物館の巨大スクリーンで流される弱肉強食なビデオ映像もどうかと思いましたが、お前も十分だよ。
さすが、勢力争いに勝利した哺乳類の末裔。

合掌。

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